ヤノベケンジさんとのトークショーレポート &「三人姉妹」流山市生涯学習センター公演


7月30日、千葉県流山市にある”流山市生涯学習センター”にて「三人姉妹」の公演をおこないました!ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

当日にはパパタラファイナルフェスティバルの発起人ヤノベケンジさんをお招きし、小池博史とのトークショーも開催しました。
沢山の方にお越しいただきました!


流山市生涯学習センターで現在開催中の”パパ・タラフマラファイナル美術館”にて
今回初展示となるヤノベさんの作品も多数展示させていただいており、トークショーは「ガリバー&スウィフト」でお目見えいたしました、巨大赤ちゃんオブジェの前で開催されました。



トークでは「ガリバー&スウィフト」での制作秘話や、
三人姉妹をご覧いただいた感想、作品一点一点に対する思い、また小池さんとヤノベさんのお互いの印象なども語られました。





今回のパパ・タラフマラファイナル美術館では、これまでの過去作品の美術や衣装などが併せて60点以上展示されています。
展示にあたり、本当に沢山の方にご協力いただき今回の様な空間を作り上げることができました。




その中でも、多数展示されている衣装のアイロン掛けをお手伝い下さったボランティアスタッフの方がトークショーにお越し下り、「WD」で着用された衣装(浜井弘治 作)の不思議さについて
(シャツが組み合わされて出来たパンツ。裾に襟がついていたり、袖が3つついていたりします。)大変印象に残った旨お話いただく場面もあり、1時間強のトークもあっという間に感じられるほど大変楽しいトークショーとなりました。

WDの衣装も展示中!

パパ・タラフマラ ファイナル美術館は8月10日までの開催です。
実物はぜひ、会場にてご覧下さい☆


トークの内容は、パパタラファイナルフェスティバルの特設サイト内にて、後ほど公開させて頂く予定です。
おたのしみに!

island伊藤悠さん&小池博史によるアートトーク レポート

7月25日、流山で7月30日から開催されてる「パパ・タラフマラ  ファイナル美術館」の特別企画として

アーツ千代田3331に拠点を置きつつ全国4カ所でスペースを展開されているislandのisland ATRIUM(柏市)にて

island代表伊藤悠さんと小池博史によるアートトークを行いました!

今回のトークイベントは、解散発表を受け、パ パ・タラフマラの30年間の活動と30年を経て感じる日本と世界のアートシーンについてお話させて頂くこととなりました。

前半はこれまでの過去作品の映像を用いて、これまでのパパ・タラフマラ生み出してきた作品を紹介、制作意図なども小池から説明されました。

「THE BUSH OF GHOSTS」
初演 1992年7月 について解説中

「青/ao」
初演 2001年2月 について解説中


後半は、伊藤さんと小池によるトークをメインに、どのようにして境界を越えてきたか、そしてこれから越えてゆくべきか、等が語られました。

パパタラファイナルフェスティバルにて1月に上演される作品「島ーisland」と、同じ名前であるislandさん。

その双方が作品タイトル/団体名称として選んだ”島(island)”という言葉。

日本という島から世界の島々に向けて表現を発信していくということへの決意、そしてそれらの島々をつなぎ境界を越境してゆく重要性についての共通した思いが大変印象的でした。

これからも色々なつながりが生まれそうな予感です・・・!

8月5日に京都/初音館スタジオにてシンポジウム開催します

6月24日の解散会見後、非常に多くの方のご感想やご意見などを、いただきました。また、ウェブダイスにてご掲載頂いた小池と浅井隆氏(アップリンク社長)の対談も話題を呼び、ウェブ上でも様々な意見や感想が飛び交う次第となりました。その折、twitter上で初音館スタジオの今村達紀さんが「関西地区でもシンポジウムやりたい」とつぶやいてくださったことから交流が始まり、今回のシンポジウム開催に至りました。
日本を取り巻く様々な状況や問題点、「これまで」や「これから」を考え直す為の場を創出するための「解散」でもあります。このように反応を頂けたことをとても嬉しく思っております。
今後も、お話させて頂ける場がございましたら、小池が日本全国どこへでも参りますので、ぜひお声かけ下さい。

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8月5日19時〜 初音館スタジオ(カンパ制)

小池博史氏のトーク
「日本の舞台芸術の抱える閉塞感を打破するために〜パパタラフマラ解散から〜」

パパタラフマラ、小池博史氏を招いて、今の日本の舞台芸術が抱える閉塞感を打破する具体策を語らいたい。
外からみると"成功していた集団"が解散する、というのは、一体なぜなのか?憶測、噂などが飛び交っている。聞きかじりの情報ではなく、本人にその理由を語ってもらい、それについて語りあってみようではないか。問題点、課題点、共通点が発見できるはずだ。そして、その先の目的は、具体的な解決策を実演家から提示することである。
なぜ平田オリザ氏の劇場法は力を持とうとしているのだろうか?それは「具体的」だからだ。もし反論できるとするならば、具体的アイディアの提示するしかないのではないか?
単なるトークではなく、きていただいた方も一緒に議論する場にできればと思います。

初音館スタジオ 今村達紀
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お近くにお住まいの方いらっしゃいましたら、ぜひご参加頂ければ幸いです!

【7月30日スタート】流山・野田・清瀬 三人姉妹ツアー & パパ・タラフマラファイナル美術館

世界25都市以上、100ステージを超えて上演されてきた『三人姉妹』の東京近郊ツアーが今週末よりスタートします。お馴染みチェーホフの「三人姉妹」を、小池博史がナンセンスに、シニカルに、誰でも楽しめるエンターテイメント作品に作り上げたパパタラ史上の名作。この機会にぜひご覧ください。



『三人姉妹』東京近郊ツアー
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7月30日(土)14:00〜15:00 (開場は開演の30分前)
会場 流山市生涯学習センター多目的ホール
料金 前売一般2,000円/当日一般2,300円/前売高校生以下1,000円/当日高校生以下1,300円  


☆15:30〜「ヤノベケンジ&小池博史 トークイベント」
会場 流山市生涯学習センターギャラリー(※同じ建物内です。)
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8月3日(水)18:30〜19:45
(開場は開演の30分前、開演時間より小池による簡単なプレトークあり)
料金 前売一般2,000円/当日一般2,300円/前売高校生以下1,000円/当日高校生以下1,300円  

会場 欅のホール・小ホール
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8月20日(土)14:00~15:15
会場 清瀬けやきホール
料金 前売一般2,000円/当日一般2,300円  

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※チケット予約につきましては、各館にお問い合わせ下さい。
◉流山市生涯学習センター 〒 270-0153 千葉県流山市中110番地  TEL 04-7150-7474
◉野田市野田公民館 〒278-0035  野田市中野台168番地の1 tel: 04-7123-7819
◉清瀬けやきホール 〒204-0021 東京都清瀬市元町1-6-6  TEL: 042(493)4011



























また、同じく流山市生涯学習センターにて「わくわくどきどきあーとあーとながれやま」というアートフェスティバルの一環として、パパ・タラフマラの過去作品の美術を一挙に展示する展示会が開催されることとなりました。
「ガリバー&スウィフト」のヤノベケンジ氏の作品や、「百年の孤独〜Heart of Gold」の森脇裕之氏の作品を始め、田中真聡氏、森聖一郎氏、松島誠氏の作品が展示されます。
また、outsect、浜井弘治氏の衣装なども展示予定です。タラフマラ美術の迫力を間近で感じられるチャンス。どうぞお見逃し無く!



『パパ・タラフマラ ファイナル美術館』
期間 2011年7月30日〜8月10日まで
会場 流山市生涯学習センターギャラリー
料金 入場無料 





 


■□第2回ボランティアスタッフ説明会開催します□■

パパフェスをともに盛り上げてくれるボランティアスタッフを募集しています。現在すでに各分野ごとにボランティアの方々と一緒にプロジェクトを動かし始めていますが、秋の本格始動に向けてさらに多くの方々のご協力が必要となってきます!
パパタラ好きで最後になにか手伝ってみたいという方、舞台に携わってみたいけどどこから入ればいのか分からずにいた方、自分のデザインを世に出してみたい方、街に繰り出すのが好きな方、夏休みを有効活用したい方、気の合うともだちが欲しい方…まずは説明会にお越し下さい!

ボランティア第2回説明会
8月6日(土)①13時半〜 ②15時〜
新井区民活動センター(JR中野駅北口下車徒歩15分/西武新宿線「沼袋」駅下車徒歩10分 http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/175200/d002448.html)


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※予約不要
【お問い合わせ】
mail : pappatara.volunteer@gmail.com
tel : 03-3385-2066(パパフェス事務局)

【小池博史×葛西薫】 雑誌BRUTUSにて対談が決定しました

ファイナルフェスティバルの発起人のひとりであり、アートディレクターの葛西薫さんとの対談が
8月15日発売の雑誌『BRUTUS』に掲載することが決定致しました。

真夏日の中、取材はサン・アド会議室で行われました。

1997年上演作品『島』から現在まで、およそ14年間の中で制作してきた宣伝美術の数々に秘められた思い、双者の出会いのエピソードまで、是非ともご期待下さいませ。


 雑誌『BRUTUS』 8月15日発売号
 

葛西薫 Kasai Kaoru
(株)サン・アド、アートディレクター。『島』より宣伝美術の制作に携わる。
代表的な仕事に、サントリーウーロン茶、ユナイテッドアローズ、虎屋など。
趣味:バドミントン競技。





第1回ボランティア説明会開催しました。

7月9日(土)ボランティア説明会を開催いたしました。梅雨明け早々の真夏日のなか、足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。

会場には、小池やパフォーマーの面々も駆けつけ、今回のフェスティバルに向けた思いやボランティアのみなさんへの期待をお話しました。



















お集まりいただいたみなさんがそれぞれに、さまざまな職種、さまざまな得意分野をお持ちで、フェスティバルの可能性がより広がっていくのを感じました。


新しいパワーが加わり、今後さらに加速していくファイナルフェスティバルですが、ボランティアスタッフは引き続き募集しております。第2回説明会も近日中に開催予定ですので、今回を逃してしまった方も、ぜひ次回にお越し下さい。詳細はパパフェス公式サイトのボランティア募集ページ(http://pappa-tara.com/fes/volunteer.html)にて随時お知らせしてまいります。

西麻布co-labにて企業向けWS開催しました。

7月8日(金) 18時半〜 西麻布co-lab(http://co-lab.jp/locations/nishi-azabu/)にて企業向けワークショップを開催しました。






文房具・事務用品の総合メーカー、広告制作プロダクションなど多様な職種の方々が集まってくださいました。


いざスタート!

小池のワークは、時間を変容させることで、空間、身体、感情の変化を体験してみることからはじまります。




はじめてのスロームーブメントに戸惑う人もちらほら。


物を拾って立ち去る、というだけの動きなのに、自分のからだはなかなか思い通りに動いてくれません。ふとした瞬間に日常の時間軸で動いてしまったり、拾う物が目の前にくると気持ちが焦ってついスピードアップしてしまったり。。







少し慣れてきたら、これまでのワークを振り返り、次のステップへ。今度は周囲の人や空間と自分自身との関係に焦点をあててみます。具体的な動き指示も少しだけ加わり、より作品的な時間が展開していきます。




自分の物を奪われたり。即興で関係性が生まれていきます。






あっという間の3時間。参加者のみなさんからは「ひさびさに頭を使わずに物事に取組めた」「自分の身体を動かすことの難しさに気づいた」「環境音が思いの他大きく聞こえた」などの感想をいただきました。


皆さんの顔の表情、からだの仕草がゆっくりほぐれてゆく様子が、見ているスタッフにも伝わって、とても嬉しい思いでした。

忙しく過ごしていると頭が凝り固まり、からだから離れてしまいがち。パパタラ式ワークショップではスロームーブメントを通し、それらを解きほぐすお手伝いができればと思っています。今後のワークショップにもどうぞご期待ください。




■ワークショップ開催場所のご提案等も受付けております。ご興味ありましたら以下のアドレスまでご一報ください。



三人姉妹公演 / 舞台美術展 / ヤノベケンジ氏×小池博史対談決まりました。

7月21日(木)〜8月28日(日) 流山市生涯学習センターにて開催されるアートフェスティバルに参加することが決定いたしました。







『三人姉妹』公演、ワークショップ、過去公演の舞台美術展示、ヤノベ氏×小池博史の対談と、盛りだくさんの内容です。ファイナルフェスに向けた豪華なラインナップ、ぜひ体験してください。



「パパ・タラフマラ 演出家 小池博史&ギャラリーisland代表 伊藤悠によるアートトーク」
7月25日(月)19:00~
会場)island ATRIUM -studio-  参加無料・予約不要
問い合わせ) 04-7170-2404
 
「パパ・タラフマラをリアルに体験〜3時間でパフォーマンス作品を作ろう」
7月27日(水)18:00~21:00
会場)流山市生涯学習センター 多目的ホール
講師)小池博史
対象)13歳以上
参加費)無料(定員30名)

公演『三人姉妹』
7月30日(土) 14:00~15:00
会場)流山市生涯学習センター 多目的ホール ※全席指定
チケット)前売一般 2,000円 前売高校生以下 1,000円 / 当日一般 2,300円 当日高校生以下 1,300円
予約・問い合わせ)流山市生涯学習センター 04-7150-7474

「演出家 小池博史 & 現代アート作家 ヤノベケンジ トークイベント」
7月30日(土) 15:30~
会場)流山市生涯学習センターギャラリー 参加無料・予約不要
※『三人姉妹』公演後に行います。

「パパ・タラフマラ ファイナル美術館」
青、SHIP IN A VIEW、WD、Birds on Board、Heart of GOLD〜百年の孤独〜、シンデレラ、ガリバー&スウィフト、白雪姫、パンクドンキホーテなどの公演で使用されたものが展示されます
7月30日(土)〜8月10日(水)10:00~18:00 ※初日は15:30~
会場)流山市生涯学習センター 第一・第二ギャラリー

「TAROと踊れば!?」トークショウに参加しました。

7月3日(日)川崎市岡本太郎美術館にてトークショー『TAROと踊れば!?』に小池が出演いたしました。

(左より)上田遥さん、伊藤千枝さん、広崎うらんさん、舘形比呂一さん、白川直子さん、小池博史  



当日は会場に入りきれないほど人のあふれる大盛況ぶり。モニターでもいいからトークが見たいとの声も聞こえ、このイベントへの期待の高さを非常に感じます。
昨年『TAROと踊ろう 』に参加された伊藤千枝さん(珍しいキノコ舞踊団)、上田遥さん(演出家)、舘形比呂一さん(上田氏作品出演)、広崎うらんさん(ダンサー・振付家)と、今年参加予定の白川直子さん(HRカオス)、小池博史の面々が一同に会し『TAROと踊ろう』や岡本太郎について熱く語りあいました。


小池は「岡本太郎の言葉、文章に共感するところが多い。そこから作品をつくっていきたいと思っている」とコメント。岡本太郎と小池博史、似ているようで似ていない二人の感性がどのように混じりあうのか、ご期待ください。
 
 
『TAROと踊ろう!』
2011年10月1日(土)、2日(日)
川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
 
■チケット:全席自由(入場整理番号あり) ※7月5日(火)チケット発売開始
一般 2,500円
学割(小・中学生、高校、大学生) 1,500円
未就学児 無料

■問合せ先:
アンクリエイティブ(受付時間 平日11~18時)   
Tel:03-5458-0548 FAX:03-5458-0547 E-mail:office@ancreative.net
〒150-0031東京都渋谷区桜丘町29-24-510
http://www.ancreative.net/

 

 


発起人に是枝裕和氏

このたび、かねてより発起人就任の依頼をしておりました映画監督の是枝裕和氏が発起人就任をお引き受けくださいました。

是枝氏とは、2001年に世田谷パブリックシアターにて公演した『青』のアフタートークにて小池と対談していただいてからお付き合いです。

発起人、実行委員の方々から続々とコメントをいただいております。こちらも随時更新してまいりますのでどうぞご覧ください。

是枝裕和氏プロフィール
オフィシャルサイトより 











1962年、東京生まれ。87年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出、現在に至る。
04年、監督4作目の『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭にて映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)を受賞 し、話題を呼ぶ。06年、『花よりもなほ』で、"仇討ち"をテーマにした初の時代劇に挑戦。08年には、自身の実体験を反映させたホームドラマ『歩いても  歩いても』(主演・阿部寛)を発表、ブルーリボン賞監督賞ほか国内外で高い評価を得る。同年12月には、初のドキュメンタリー映画『大丈夫であるように -Cocco終わらない旅』を公開した。 09年『空気人形』が、第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品。 現在、最新作『奇跡』が絶賛公開中。